【知らなきゃ損】ワーママ必見 子の養育特例制度

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働くママさん、毎日お疲れ様です。

産休・育休を経て職場復帰されたママさんの中には、出産前よりも勤務時間を短くした方も多いはず。

お子さんが3歳になるまでの期間限定で、出産前と比較して収入が減った場合でも、将来もらえる年金額の減少を防ぐ制度があるのご存知ですか?

本人の申し出があったら会社が申請するものなので、知らない人が多い制度です!

デメリットなしの、知らなきゃ損なお金の知識です。

子の養育特例とは

正式名は「厚生年金の養育特例」という制度です。

前提として、厚生年金の話なので会社員として勤務している方が対象です。

産休育休から職場復帰したママ・パパが休業前と比べて時短勤務などで給与が減った場合に、

将来もらえる老齢年金額が減少しないようにしてくれるありがたーい制度です。

年金の額ってどうやって決まるの?

そもそも老齢年金ってどうやって金額が決まってるかご存知ですか?

今私達が払っている厚生年金は、今のお年寄りの年金の財源となっており、仕送り方式と言われています。

今払っている分が積み立てられて、将来自分に返ってくるのではありません。

ざっくり説明すると「払った金額」と「払った期間」によって将来もらえる年金額が決まります。

AさんBさんお二人共45年間の会社員生活、お疲れ様でした!

払った期間が同じなら、払った金額が高いAさんのほうが将来もらえる年金額が多くなります。

毎月の保険料は給与額によって決められています。

産休・育休中は厚生年金保険料免除

産休前は毎月、給与から厚生年金保険料が天引きされます。

産休育休中は、厚生年金保険料は支払ってないのに、払ったものとみなしてくれるんです!

つまり厚生年金の記録上は「払った期間」も「払った金額」も出産育児によってマイナスの影響を受けないということです。

職場復帰後の厚生年金保険のしくみ

復職後も保育園のお迎えがあるため、時短勤務する方が多いです。

厚生年金は給与額によって保険料が異なります。

時短勤務した場合は給与額が下げるため、当然に支払う保険料も安くなります。

そうなると、将来もらえる年金はフルタイムで働いた場合と比べると下がると思いますよね。

でも、会社に申請すれば産前の保険料を支払ったものとして記録してもらえるんです!

ただし、お子さんが3歳になるまでの時間制限があります。

どうやって申請するの?

気になる申請のしかたをお伝えします。

会社の人事に「厚生年金の養育特例制度を申請したいです」と伝えるだけ。

あとは担当者が手続きしてくれます!

必要な書類は、以下の通り。

・戸籍謄本

・子のマイナンバー

私はこの制度を知ってるので、復帰するママたちには必ずお伝えしてますが、

そもそも会社の人事や総務担当者が知らないってことも多いです。

自動的に申請してくれる優しい会社もあるとは思いますが、うちの上司には以前こう言われました。

上司
上司

人事から「こんな制度あるよ」ってわざわざ説明しなくていい

あくまで、本人の申し出に基づいて申請するものなので、会社に申請の義務はありません。

目安としては復職後2カ月くらいまでに提出すればいいと思います。

時間経つと忘れちゃいますからね💦

ちなみに野々市市の場合、戸籍謄本はコンビニで取ったほうが安かったですよ。

戸籍謄本(全部事項)の金額 【2024年時点】

・野々市市役所 300円

・コンビニ 200円

ママ
ママ

え!そんな制度しらないし、会社が申請してくれてるかもわかんない💦

こんなママさんは一度、会社の担当者に聞いてみてください!

払う保険料に影響はなく、記録を変えるだけなのでもしかしたら間に合うかも!

まとめ

人事担当者もみなさん同様、多く人が金融教育を受けずに大人になりました。

実際私も、育休明けで復帰するまでこの制度知りませんでした。

お金の勉強してないけど、ルーティン業務のやり方さえ分かれば業務上は問題ないですしね。

だからこそ、自分から情報を集めて使える制度を使っていくことが大切です。

こどもにお金の知識を贈るには、親もマネーリテラシーを上げていくことが必要ですね。

今日も頑張っていきましょう✨

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